熊野の味は豊富な山の幸、近海の幸に恵まれて、鮎料理、サンマ寿司、温泉がゆ、鯉の生きづくり、しか刺し、高菜漬け、シソジュースなど野趣豊かな味が満喫できます。
皆地笠(貴賎笠)
その昔源平の戦さにやぶれ、この地方に隠れ住んだ平家の公家が日日の生計を支えるためにこの地方に産出する香り高い桧材をつかって笠を編み出し、これが熊野詣での堂上貴紳や庶民に広く愛用された故をもって「貴賎笠」と称されてまいりました。
貴賎笠はその産地の名をとってまたの名を「皆地笠」ともいわれいまもなおその伝統がうけつがれています。
本製品はその伝統技術と素朴で肌目美しい桧材を用いて生かした民芸品です。
現在、皆地笠職人はただひとりとなっており、残念ながらお買い求めいただく事ができません。
めはり寿司
高菜の葉をまるまる1枚巻きつけた大きなめはり寿司です。
中身にも高菜を混ぜ込むのが一般的で、その大きさから食べる際に口と一緒に目も大きく見開いた姿からその名で呼ばれる様になりました。
熊野牛
ブランド牛「但馬牛」の血統を取り入れた熊野牛は、豊かな自然と温暖な風土に恵まれた土地で全国的に見てトップレベルの肉質と風味を備えた黒毛和牛です。
あゆ・あまご
熊野川の清流・渓流で育った鮎・あまご。山間ならではの恵みをご堪能ください。
温泉がゆ・温泉湯豆腐
温泉水を用いて炊く温泉がゆは熊野の名物。
ほうじ茶で炊く「茶がゆ」は、香ばしいほうじ茶の香りとまろやかな風味が魅力です。
また温泉水で茹でる湯豆腐は大変まろやかでとろける様な食感を持ち、一度食べると忘れられない程の魅力を持っています。