最も多くの参詣者が歩いたとされる熊野参詣道・中辺路。その難行苦行の道のりを終え、最初にたどり着くのが熊野本宮大社。最初に熊野本宮大社を望む「伏拝王子」の名は、やっとたどり着いた熊野本宮大社を伏して拝んだ、との由来からと伝えられています。
本宮町内には、熊野本宮大社、熊野本宮大社旧社地 大斎原、熊野本宮大社の神域の入口とされる「発心門王子」などがあり、初心者でも手軽に歩ける熊野古道ウォークコースがあります。
歩き慣れた方には、中辺路から熊野本宮に向かうコースや、那智山方面からの小雲取越コース、十津川温泉からの小辺路など、峠越えの長めのコースもあります。
熊野本宮の熊野古道ウォーク おすすめコース (★はコース難度です)
発心門王子~熊野本宮大社 ★
熊野古道一の人気コース。緩やかな下りが多く、適度な広さがある古道と集落のなかの道を歩く、やさしくて雰囲気のあるコース。集落も棚田や茶畑など、古くからの景観が残り気持ちの良いコース。
小広王子~発心門王子 ★★★★★
中辺路町の「小広王子」から、3つの峠を越えるコース。
(通常、このコースに続けて発心門王子~熊野本宮大社コースと合わせて歩く必要があります)